生前整理ってどうやるの?今、知っておきたい生前整理の方法を紹介!

近年よく聞くようになった「生前整理」。普段は遺品整理の紹介をしている当サイトですが、本日は遺品整理ではなく「生前整理」にスポットライトをあててご紹介します

遺品整理と生前整理ってなにが違うの?

さて、そもそも「遺品整理」「生前整理」ではなにが異なるのでしょうか。
まずはそれぞれの言葉の意味を理解しておきましょう。

遺品整理

遺品整理は故人が亡くなった後に、故人の身内(親族)で故人の遺品を整理することです。

・遺品整理をする人:故人の身内(親族)

・遺品整理をする時期:故人が亡くなった後(一般的には四十九日の後)

生前整理

まとめられたアルバム類生前整理は自分が亡くなってしまう前に自分の遺品を整理しておくことを指します。

生きている間であればいつ始めても問題ありません。最近では生前整理をし終えた後、自分の第2の人生をスタートさせるという方も多くなっています。

ただ、多くの方は「生前整理をしておけば、自分が亡くなった時に、遺された親族が財産をスムーズに分け合うことができる」ということを目的として生前整理をしています。

・生前整理をする人:自分自身

・生前整理をする時期:自分が生きている間

生前整理の方法

遺品整理業者さて、生前整理と遺品整理では整理をする人も違えば、整理をする時期も違うことが分かりました。次は生前整理をする方法について説明していきます。

生前整理は基本的に自分でするものではあるのですが、実は業者に依頼することで手伝ってもらうこともできます

自分で行う方法

まずは生前整理を自分で行う方法から説明していきましょう。

Step.1 財産目録の作成

財産目録生前整理では自分が持っている「財産」が何なのかをまずは把握しておく必要があります。自分が亡くなった時、親族同士で財産分与に関して揉めるということはよくあります。

そうならないためにも、まずは自分の持っている財産が何なのか、そしてどれくらいあるのかを把握する必要があります

財産目録を作成すると、そこから財産に対してどの程度の相続税がかかってくるのかも計算することができます。

状況などにもよりますが、生前贈与をしておくことで節税することができるケースもあります

通常、相続税よりも贈与税の方が、税率が高めに設定されているのですが状況によっては節税になることがあるのです。

Step.2 必要なものと不要なものの分類

遺品整理遺品整理や生前整理の最も大きな目的は「整理」すること。

それが財産なのか、形見なのか、リサイクルできるものなのか、不要なものなのか、それぞれのカテゴリに整理することが目的です。

誰も使えないだろうなと思えるものは処分しておき、必要だろうと考えうるものは残しておきましょう。何でもかんでも残しておくと、結局整理になりません。断捨離をする気持ちで行うようにしましょう

Step.3 エンディングノートの作成

エンディングノートエンディングノートとは、いわゆるメモ書きです。

遺言書のように法的な効力をもつものではありません。エンディングノートでは以下のようなことを記載します。

・家族に対する思い

・自分の詳細な個人情報

・自分の葬儀や墓石に関して

・交友関係に関する情報(友人の電話番号など)

最近ではエンディングノート自体が書店などでも販売されているので、簡単に入手することができます。

Step.4 遺言書の作成

遺言書生前整理は遺言書の作成が最後です。

遺言書は法的な効力をもつ書類です。民法上の効果を持たせるためには、規定通りに文章を作成する必要があります

いわゆる遺産の分配などに関してはここに記載します。

遺品整理業者に依頼する方法

査定する遺品整理業者生前整理は遺品整理業者が請け負っているケースもあります。また、生前整理だけを請け負っている業者も存在しています。

このような業者に依頼すれば、上記のような行動を自分だけで「する」必要がありません

特に遺言書の場合、方式にのっとってきちんと書かなければ法的効力がなくなってしまうので、その点に注意したいという場合は依頼することも考えておくと良いでしょう。

生前整理を賢く済ませるには

弁護士生前整理を賢く済ませるためには、生前整理を意識しだした時から財産になるものをメモしておくことが有効です。

当サイトではStep.3としてエンディングノートの作成をご紹介しましたが、それとは別。

あらかじめメモしておくと、Step.1の財産の把握やStep.2の必要なものと不要なものの分類などの作業も劇的に楽になります

また、遺言書の作成は先述した通り、業者に相談することも考えておくと良いでしょう。

ただし、遺品整理業者の場合はそれの専門家というわけではありません。法律のプロである弁護士や行政書士に依頼することが最も有効な手段と言えます。

まとめ

いかがでしょうか。
本日は生前整理についてご紹介しました。ポイントは3つです。

・遺品整理と生前整理は、行う人、行うべき期間、行う目的が異なる

・生前整理は4つのStepに分かれる(財産の把握→必要なもの・不要なものの分類→エンディングノートの作成→遺言書の作成)

・専門家に任せることで簡単に済ませることができる

上記のポイントをふまえて、生前整理を丁寧に行いましょう。